2026年1月28日に、静岡県三島市にて、第2回イマーシブ・ツーリズムの体験会を開催。
静岡県三島市への新たな層の集客を狙い、若者に人気の「イマーシブ」のご当地コンテンツを制作を次年度に予定。ICTを活用し、地域住民との交流も盛り込むことで、これまでの観光スタイルとは異なる地域資源の消費を図る。
当社代表取締役 細川 哲星が、市職員や市内の観光事業者等に周遊型観光体験商品についての理解を深めてもらうため、関係者を対象とした体験会(研修)の講師を担当。体験会の参加者の意見を基に、周遊型観光体験商品の販売ができる状態を目指し、企画・開発支援を予定。

三島市は、地域随一の観光拠点である三嶋大社や、全国的にも貴重な清流として知られる源兵衛川、自然と文化が融合した楽寿園など、多彩な観光資源を有している。しかし、それらの魅力が存在する一方で、観光需要は年間を通じて一定規模にとどまり、明確な繁忙期や閑散期の差は小さいものの、大規模な集客や安定した宿泊需要には十分に結びついていない。観光客の多くは日帰り訪問であり、三嶋大社や源兵衛川、楽寿園など一部スポットに来訪が集中しやすい傾向にある一方、市内中心部や商店街、夜間の回遊へと波及する仕組みが整っていないことが課題となっている。
一方で、商店街を中心に市民主体のイベントや、水辺空間を活かした交流施策など、地域の魅力を広げる取り組みも着実に芽生えており、潜在的な地域資源の活用余地は大きい。しかし現状では、夜間に楽しめる観光・交流コンテンツが限定的であり、滞在時間の延伸や宿泊需要の拡大には至っていない。この点が、地域経済への波及効果が限定される要因の一つとなっている。
こうした状況を踏まえ、本事業ではICTを活用した市内周遊型の高付加価値観光コンテンツの開発を構想している。没入感の高いイマーシブ体験を導入することで、観光客が三嶋大社、源兵衛川、楽寿園、商店街、水辺エリアなどを巡りながら歴史・文化・自然を立体的に体感し、能動的に参加できる仕組みを設計する。これにより、夜間も含めた新たな観光機会を創出し、特定スポットに偏りがちな来訪者を市内各所へ誘導し、観光の分散化と地域資源の再発見につなげることを目指す。
今後は、地域住民や地元事業者との協働体制を強化しつつ、ICTによるストーリーテリングや動線設計を組み込んだ観光体験商品の実証を進める。さらに、体験会や研修を通じて地域関係者の理解と協力を促し、三島市全体の観光価値を向上させ、持続可能な地域経済の発展と交流人口の拡大を実現したいと考えている。
